ドール服の収納方法4選

ドール服の収納方法 アウトフィット

可愛いドールをさらに可愛く着飾りたくて、気付けばドール服がたくさん。1着1着は小さいはずなのに気付けば大量のスペースを占有している…とお悩みの方に、ドール服の収納についてご紹介していきます。

この記事を読めば、とっておきの1着にもコーディネートがし易くヘビロテする1着にも適した収納方法が見つけられるでしょう。

ドール服の収納方法4選

ドール服の収納方法は大きく分けて4つのタイプに分けられます。

  • トルソーで飾る
  • ファイルケースに入れる
  • ハンガーにかける
  • ファイリングする

コーディネートのしやすさや所有している量による特徴は表にまとめた通りですが、他にも書ききれなかったメリット・デメリットがありますので、1つずつ紹介していきますね。

ドール服の収納方法①トルソーで飾る

トルソーとは、アパレルショップなどで見られるディスプレー用品のことです。シャツや上着など着用しているイメージがわきやすいのが特徴です。服だけでなくアクセサリーなども合わせて飾ると、見栄えも良くなり、より魅力的に見せることができます。

  • 飾っているだけでインテリアの1つになる

ドール服をトルソーに飾ることのメリットは、何といっても可愛いこと。

縫製用のシンプルなトルソーもありますが、透かしの入った可愛らしいデザインのトルソーはそれだけでも1つのインテリアになるほどの可愛さがあります。

  • 1着あたり500円くらいの費用がかかる
  • 場所を取る
  • 着せ替えは少し手間がかかる
  • オープン収納のため埃をかぶってしまう
  • ネットショップなど購入先が限られる

ドール服をトルソーに着せて飾ることによるデメリットは、1着の服を飾るためのコストが500円~と高額になってしまうことです。また購入可能な実店舗は少なく、ネットショップでの購入となるため手にするためのハードルが少し高めとなっています。

ハンガーやクローゼットは比較的ハンドメイドが可能でコストを抑えることができますが、トルソーを自作するのは高度な技術が必要になってきます。

着た状態で飾るためスカートやフレアが広がり、場所を取るというデメリットもあります。
また、オープン収納のため紫外線による退色や部屋を舞う小さなほこりが服に付着してしまう可能性があります。

以上のメリット・デメリットを考慮すると、トルソーに着せて飾る収納とするドール服は下記のとおりとなります。

トルソーに着せて飾るのがおすすめなドール服

眺めているだけで幸せになれちゃうようなとっておきの1着

ドール服の収納方法②ファイルケースに入れる

ファイルケースは、100円ショップで書類収納やコピー用紙の保存向けに文具コーナーで販売しているものです。A5サイズ、B5サイズ、A4サイズなど多くのサイズが販売されています。
トルソー同様ドール服だけではなく靴やアクセサリーと一緒に保管することができるのが特徴です。

  • セットアップの服が一目でわかる
  • 見えない収納になるため紫外線による退色が防げる
  • 防虫剤・乾燥剤を効果的に効かせられる
  • かんたんに手に入れられる

ドール服をファイルケースに入れて収納することのメリットは、セットアップで保管ができること。どこの100円ショップでも類似品の取扱いがあるため、容易に安価で手に入れることができるのは大きなメリットです。

また遮蔽・密閉された状態での保管となるため、紫外線による退色の心配がありません。防虫剤や乾燥剤を効果的に効かせることができるため、ドール服の保管に心配な虫食いやカビなどにもしっかりと対策ができるので安心です。

  • 1着あたりの収納コストが110円ほどかかる
  • 見せない収納になるため眺めて楽しむことはできない

収納に使用するファイルケースは、ハンガーやトルソーのように自作することはできません。必ず1着(1セット)あたり110円のコストがかかります。防虫剤や乾燥剤を一緒に入れるとなると、その分の費用も追加でかかることになります。

またファイルケースに入れての収納は見せない収納のため、お気に入りの1着を常に眺めることはできないのはデメリットです。

ファイルケースに入れる収納がおすすめのドール服

触るのも躊躇われるくらい大切な1着

ドール服の収納方法③ハンガーにかける

ハンガーによる服の収納はイメージをしやすい方も多いでしょう。一列に並んでいるので持っている服を網羅的に確認しやすく、取り出すときもサッと取り出すことができます。

  • 着せ替えがしやすい
  • 選びやすくコーディネートがしやすい

ハンガーによる服の収納はご自身の服の収納と同じ勝手ですので戸惑うことはないでしょう。お家のクローゼットやアパレルショップで今日着る服を選ぶ感覚でドール服を選ぶことができます。手に取りやすく、上下の組み合わせもイメージが付きやすいためコーディネートがしやすいのが特徴です。

  • 1着につき1本のハンガーが必要
  • ハンガーラックやクローゼットが必要
  • オープン収納のため埃をかぶってしまう

ハンガーによる収納のデメリットは、1着につき1本のハンガーが必要になること。とはいえドール用のハンガーはネットショップはもちろん実店舗でも購入でき、1本あたりのコストも比較的安価のため手に入れやすくなっています。

クリップやワイヤーアートによるハンドメイドもネットや動画を検索すればたくさん出てくるのでチャレンジしやすいのもメリットです。

ハンガーはそれ単体では使うことができず、必ずハンガーをかけるポールの部分が必要になります。クローゼットとなる箱やハンガーラックが合わせて必要になりますので、その分費用が追加でかかります。

オープン収納になる場合は埃の堆積による汚れの不着、紫外線による退色によるリスクも考慮に入れておきましょう。

ハンガーによる収納がおすすめのドール服

コーディネートをして着せ替えを楽しみたい服

ドール服の収納方法④ファイリングする

1つ1つが小さなドール服ならではの収納がファイリングによる収納です。
ファイルは一般的な事務用ファイルを使用し、文書などを入れるポケット部分にドール用の服を収納します。

  • コーディネートが選びやすい
  • 1着当たりの保管コストが安価
  • クローズ収納のため紫外線による退色・埃の不着による汚れの心配がない

ファッション雑誌やカタログを見るように今日着る服を選ぶことができるのが特徴です。トップス、パンツ、スカート、グッズなど分けて収納をするとコーディネートがしやすく、持っている服の網羅もしやすいです。

ファイルも中に使用するポケットも100円ショップで購入することができ、容易に手に入れることができます。1つ購入することで複数着のドール服を収納できるため、保管コストが安価で済むのもメリットです。

  • 隠す収納のため眺めて楽しむことはできない
  • 服にしわが付きやすい
  • 数が増えると1つあたりの取り出しに重量がかかる

厚みがあるファイルの方が多くの服を収納できますが、収納すればするほど重量も増すので取り出すときに不便を感じるでしょう。服をできるだけ潰して保管するようになるため、思わぬところに目立ったしわができてしまうリスクがあります。

ファイリングによる収納がおすすめのドール服

コーディネートをして着せ替えを楽しみたい服が大量にある

ドール服の収納に防虫剤は必要か?

衣替えをしていたらお気に入りの服に穴があいていた…と経験をしたことがある方もいらっしゃることでしょう。そんな時に活躍するのが防虫剤。虫を寄せ付けず、大切な服を守ってくれる頼もしいアイテムです。

そこでふと浮かぶ疑問。
「ドール服も防虫剤で虫食いから守るべき?」

虫に食われやすい服はどんな服?

衣類害虫が好む繊維には、ウール、カシミヤ、シルク(絹)などがあります。ドール服に使用されることの多い綿や合成繊維は比較的虫に食われにくく、穴もあきづらい素材でできています。

ただし汗や皮脂が付いていた場合は別!植物性繊維であろうが化学繊維であろうが、汗や皮脂を食べるのと同時に服も食べられ、穴が開いてしまいます。

さすがに食べ物を食べたべとべとの手で大切なドール服に触れることはないでしょう。しかし人は激しい運動などをしていなくても、1日に500mlほどの汗を知らず知らずのうちにかいています。そんな汗が付着したドール服は衣類害虫に狙われやすいとも言えます。

ドール服に穴をあける虫の侵入経路を絶つ

そもそも虫がいなければ、大切なドール服を食べられて穴をあけられることもありません。虫はどこからやってくるのか、まずは侵入経路を知りましょう。

  • 外出時や洗濯物を屋外に干した時に卵がつく
  • 購入したもののパッケージや通販の段ボールに付着していた卵や成虫が侵入

ドール服はよほど汚れが目立たない限り洗濯をすることもないため、屋外に干した時に卵を産み付けられるリスクは少ないでしょう。そのため、警戒すべきは「購入したもののパッケージや通販の段ボールに付着していた卵や成虫が侵入する」パターンとなります。

ドール服やドール用品はもちろんドール本体も、購入時には箱や袋に入っています。一見するときれいなパッケージのためそのまま保管用に転用したくなったり、忙しくてすぐには開けられない場合もあるでしょう。
しかし、大切なドール服に穴をあけてしまう衣類害虫の大きさはたった数ミリ。パッと見ていないようでも、隠れている可能性があります

購入したパッケージはすぐに開ける。段ボールはすぐに処分するなど衣類害虫の侵入経路を絶つようにしましょう。

ドール服の虫食い対策には乾燥したオープン収納or閉め切った場所での防虫剤利用が効果的

衣類害虫は気温15℃~25℃、湿度60%以上の環境下で最も活動が活発になります。つまりドール服の保管環境下を気温15℃~25℃から外し、湿度も60%未満に保てば、万が一衣類害虫がいても活動しづらく、虫食い被害には遭いにくいと考えられます。

とはいえ、気温15℃~25℃というのは私たち人間にとっても活動のしやすい温度です。ここをクリアするのは難しいでしょう。着目すべきは湿度となります。

人が快適と感じる部屋の湿度は40%~60%です。敏感な人は50%程度で少し湿気の不快感を感じるので、60%では不快に感じる人も増えてきます。
つまり快適にドル活をできる環境下であれば、虫は活発に活動しづらいということになります。具体的にはオープン収納になるトルソーによって飾る方法・ハンガーによる収納では虫食いの被害に遭いにくいと言えるでしょう。

一方、クローズ収納となるファイルケースに保管する場合は注意が必要です。
湿度の高い梅雨時、クローゼットや押し入れのカビに悩まされたことがある方もいらっしゃるでしょう。閉め切った空間は紫外線が当たらないため退色の心配がない一方で、湿度がこもりやすく、湿度を逃がす空気の対流もありません。衣類害虫が活発になる60%以上の湿度となるリスクが高くなりますので、防虫剤や乾燥剤で虫食いを防ぐ対策ができると安心です。

目的に合わせた収納でドール服を管理しよう

ドール服の収納方法には4つの方法があることがわかりました。

  1. トルソーで飾る
  2. ファイルケースに入れる
  3. ハンガーにかける
  4. ファイリングする

オープン収納・クローズ収納にはそれぞれメリット・デメリットがあります。収納したい量やコーディネートのしやすさにあわせて様々な収納方法を使い分け、可愛くドールを着飾ってあげてくださいね!

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