こちらの記事にたどり着いたあなたは、ドールに興味を持ったものの、お迎えをすべきか・しないべきか悩んでいることでしょう。そんなあなたに、ドールのお迎えを後悔しないために購入する前に知っておきたいこと・するべきことをご紹介します。
この子をお迎えして本当に良かった!
本記事を読み終えると、そう思える日が一歩近づくことでしょう
お迎えしたいドールを知る
もしかしたらお迎えしたことを後悔してしまうかも…
そう思ってしまう不安はどこから来るのでしょうか?それは、知らないことへの恐怖からです。
恐怖は常に、無知から生まれる。知識は恐怖の解毒剤である。
アメリカの学者:ラルフ・ワルド・エマーソン
まずは自分がお迎えしたいと思うドールについて知っていきましょう。
Instagramのドール専用アカウントを使って自分の「好き」を知る
「インスタ」の愛称で親しまれている「Instagram」
アクティブユーザーは全世界で10億人超。日本でも3300万人を超える人気SNSです。
写真や動画を投稿したり、ライブ配信で多くの人とリアルタイムで繋がれるInstagramは度々話題に上がり「インスタ映え」という流行語も生み出しました。
そんな超人気SNSですので、既にアカウントを所有している方も多いことでしょう。しかし既にアカウントを所有しているという場合でも、新しくドール専用のアカウントを作ることをお勧めします。
アカウントを別に作るメリットとしてよく挙げられるのは、以下の2点です。
- 統一感が出てタイムラインがスッキリすること
- 繋がりたい人を限定できること
これらは主に写真や動画を投稿する人にとってのメリットです。
写真を投稿する予定がない場合、ロム専だからアカウントを分ける必要はないと思われるかもしれません。たしかにInstagramに投稿された写真を見るだけならば、わざわざアカウントを作らなくとも見ることができます。
しかし、後悔しないドールのお迎えのためには、専用のアカウントを作ることをおすすめします。
ロム専でもドール専用アカウントを作るべき理由
写真や動画を投稿する予定がない。ただ可愛いドールの写真が見たいだけ。
それでもドール専用のアカウントを作る理由は、自分の「好き」を明確化させるためです。
ドール専門のアカウントではなく、ファッションや美容、料理やインテリアなど興味のおもむくままフォローやいいねをしたアカウントでは、当然フォローの新着通知やいいねをした投稿も雑多になってしまいます。
しかしドール専用のアカウントを作成すると、いいねの履歴は好みのドール写真だけになります。ドールに関係のない投稿が混ざらないことで視界に入る情報はとてもシンプルになり、共通項を見つけやすくなるのです。
自分の「好き」を明確化するための2ステップ
ドール専用のInstagramアカウントが作成できたら、自分の「好き」をより明確化させるための行動を起こしていきましょう。
と言っても、特別難しいことは一切ありません。具体的な手順としては
- 好みのドール写真に片っ端からいいねをしていく
- いいねした履歴を確認して自分の好みを分析していく
この2ステップになります。
1つずつ少し詳しく見ていきましょう。
好みのドール写真に片っ端からいいねをしていく
好みのドールを見つけるためには、ハッシュタグ検索を利用するとよいでしょう。
既に購入したいドールが決まっている場合は、具体的なドール名で検索しても良いでしょう。
どんな種類のドールがあるのか、傾向や概略を知りたい場合はこちらの記事をご参照ください
よく使用されているハッシュタグには下記のようなものがあります。
この写真好きだ!こんな子をお迎えしたい!
そう思った投稿に片っ端からいいねをしていきます。
Instagramのいいね履歴は他人からは一覧で確認することはできません。他人に自分の興味関心を知られるのに嫌悪感を抱く方もいらっしゃると思いますが、その点は安心していいですよ
いいねした履歴を確認して自分の好みを分析していく
好みのドール写真を片っ端から「いいね」をした後は、「いいね」の履歴を確認して自分の好みを分析していきます。
いいねの履歴はスマホでのみ可能です。手順は下記のとおりです。
- プロフィール画面から「三」マークのアイコンをタップし、メニューを開く
- 「設定」を開き、「アカウント」を選ぶ
- 「「いいね!」した投稿」を選ぶ




いいね履歴は自分の「好き」が詰まっているので、見ているだけで幸せな気分になっちゃいますね。
そんな写真の数々を前に、なぜ自分はその投稿を「いいね」したのか分析してみましょう。
- 写真の撮り方
- 全体的な雰囲気
- その子の髪型がよかったのか
- 視線がよかったのか
- ふっくらと柔らかそうな唇が気に入ったのか
etc…
1枚の写真だけではわからなかった、自分の「好き」が明確化していくのがわかります。
自分の「好き」を明確化することで、「やっぱりあっちの子の方が良かったかな…」といった後悔を防ぐことができ、かつ「本当にこの子をお迎えしたかったんだ」という思いを強くすることができます。
好きなドールについて知識を得る
自分が好きだと思えたドールが明確化したら、続いてそのドールについて詳しく知っていきましょう。具体的には下記のようなポイントがあります。
中でも「今でも購入できるドールか」というのは大きなポイントです。
なぜなら、ドールの多くは限定販売であり、既に完売となっていて購入できないケースがあるからです。カスタムしたドールというケースもあります。
自分はドールをお迎えして、どんなことがしたいのか?
- 可愛い衣装を着せ替えをして遊びたい
- カスタマイズして自分だけの子にしたい
- 色々なところに連れて行って写真をたくさん撮ってあげたい
「したいこと」が明確化すると、自然とそれがかなえられるドールを選ぶことになります。
ドールのお迎えを後悔するのはどんなときか知る
後悔はしたくない。
過去に後悔をしてしまい苦い思いをした経験があるからこそ、もう二度とこんな思いはしたくないと思うのは当たり前のことです。
では、”後悔”とは、具体的にどのようなことを言うのでしょうか?
後悔はどんな後悔でも以下の2つのパターンに分けられます。
- やったことへの後悔
- やらなかったことへの後悔
1つずつ詳しく見ていきましょう。
ドールのお迎えをしたことへの後悔とは?
後悔するパターンの1つ「やったことへの後悔」について当てはめて考えてみましょう。具体的には、ドールをお迎えした場合の後悔には、どのような後悔があるのでしょうか。
金銭的なダメージ
ドールをお迎えするにあたっては、少なからず費用が発生しています。安いものでも数千円、高いものだと数十万円という金額を支払います。ドール本体はもちろん、衣装やケア用品など費用をかけようと思えばいくらでもかけられます。その結果、他の趣味や自分の衣服にかけるお金が足りなくなってしまうという問題も発生するかもしれません。
しかしこの後悔にはたった1つ、シンプルな解決策があります。
また働いて稼げばいい。
借金してまでお迎えするというのはさすがにお勧めしませんが、
「可愛い大切なこの子のために頑張る」
というのは、働くモチベーションとして決して悪いものではないのではないでしょうか。
ドールに時間が割けなくなってしまった
仕事や家事・育児など現代人は常に時間に追われていると言います。忙しくなりドールに構う時間が割けなくなってしまうと、せっかくお迎えしたのに構えない。構えないのならお迎えなんてしなければよかったと後悔してしまうかもしれませんね。
しかしドールは生き物ではありません。毎日せっせと世話を焼かなくても良いし、1日〇時間以上手間をかけなければならないというものでもありません。あなたの都合がいい時・都合のいい時間だけ時間を割けばいいのです。
仕事は脳が疲れていない午前中に集中して終わらせたり、日々の買い物はネットで済ませて買い物に行く時間を短縮したり。自動掃除機や食器洗い乾燥機、全自動洗濯機などの時短家電を導入するのも良いでしょう。
時間の過ごし方は、すなわちその人の生き方になります。
「やりたいこと」と「やらなければならないこと」
どちらに時間を割いて生きたいですか?
ドールに興味がなくなってしまった
人は慣れを感じる生き物です。価値観が変わる生き物です。
ドールをお迎えした当初はどれだけドールに構っていても時間が足りなく感じ、それこそ寝る間も惜しんで衣装を作成したり写真を撮ったりしていても、あるときフッと何も感じなくなってしまうときがあります。
環境や価値観の変化で興味がなくなってしまうこともあるでしょう。
特に好きが過ぎると疲れてしまったり、義務に感じてしまう兆候が強く出るようです。そして過去にそんな経験があるからこそ、いつか興味がなくなってしまう日が怖くてお迎えを躊躇してしまうんですよね。
けれど”飽き”は決して悪いことではありません。なぜなら”飽き”は、十分に味わったり経験したりしないと得られないものだからです。必ず得るものがあるのです。
それは日々の癒しかもしれませんし、可愛い写真を撮るためのテクニックかもしれません。カッコいいコーディネートセンスかもしれません。ドールのために作っていたミニチュアづくりの方が好きだと気付くかもしれません。
飽きるのは前提。それでも別の楽しみ方もある。それがドールの魅力の一つでもあります。
【解決】お迎えを後悔してしまったときにドールを手放す方法を知っておこう
どれだけ悩んでお迎えしたドールであっても、思うように可愛がれないことで自分が苦しくなってしまったとき。自分の手元にいるよりも他の方にかわいがって貰えたほうがお互いにとって幸せだと思えてしまったとき。
そんなときは、手放したらいいのではないでしょうか。
ドール界では、新しいオーナーさんに引き継ぐことを「里子に出す」と表現します。
ドールはメジャーな趣味ではありませんが、今はネットを通して同じ趣味の人と簡単に繋がることができる時代です。メーカーによる里子引き取りもありますが、個人間での売買も活発に行われています。
お迎えしたドールをずっと可愛がっていけるのか?そう考えると、ドールのお迎えを躊躇してしまう気持ちはわかります。
しかし良くも悪くもドールはドールです。生き物ではありませんので、嫌になったら手放せばいいのです。あまり重く考えすぎなくてもよいのではないでしょうか。
ドールのお迎えをあきらめた場合の後悔を知る
後悔のパターンその2は、やらなかったことへの後悔です。つまり、ドールのお迎えをあきらめた場合の後悔です。
こんなお話があります。
昔読んだ記事で90歳くらいのお婆さんが、人生で後悔していることを聞かれて「バイオリンを60歳の時にやりたいと思ったけど、もう遅いと思ってやらなかった。あれから始めてれば30年も演奏できてたのに」てのがあった。
HRK (@hncgu) 2018年3月24日
いろいろな事情があって、やりたくてもやれないことはあるでしょう。それでももし諦めた年齢が40歳なら50年、30歳なら60年、やらなかったことを後悔することになるのです。
やってしまった後悔はだんだん小さくなるけれど、やらなかった後悔はだんだん大きくなる
作家:林真理子
一期一会という言葉があります。茶道の精神を説いた用語の1つで、今日の一会は生涯に二度とない会だと思い、主客と共に親切実意をもって交わることが肝要であるという心得を教えたものです。
転じて一生に一度しかない出会い、一生に一度かぎりであるから大切にしようという意味を持っています。
好きなドールについて知識を得るでも軽く触れましたが、ドールの多くは限定品です。限定数の販売が終了すれば完売となり、やっぱり欲しいと思った時には容易に手に入れることはできなくなってしまいます。
好みのドールとの出会いはまさに一期一会なのです。
ドールのお迎えは「縁」
ドールをお迎えしたいけど、後悔はしたくないから悩んでる…そんなあなたに知っておいて欲しい、購入前の3ヶ条
- お迎えしたいドールを知る
- ドールのお迎えを後悔するとのはどんなときか知る
- ドールのお迎えをあきらめた場合の後悔を知る
について解説させていただきました。
後悔先に立たずという言葉はありますが、お迎えしたいドールについてしっかりと知ってからお迎えすることで、後悔する確率はグンと減らせます。
また、お迎えを後悔してしまうのはどんなときか?後悔したときにはどうしたらいいのか?
お迎えをしなかったときの後悔には、どんな後悔があるのか?
具体的にどんな後悔があるのか知ることで、後悔することへの恐怖心は少し薄まったのではないでしょうか?
この子をお迎えしてよかった!
そんなドル活に向けて背中を押せていましたら幸いです。お好みのドールに出逢えますように!